エドワード8世 (1936)
概要
結婚問題の醜聞により、即位から11カ月弱で退位に追い込まれた史上最も短命な国王。その紋章が付いたポストは僅かに170本余りで製造打ち切りとなり、その一部はジョージ6世の紋章と差し替えられました。公式には現在も約170本が残っているとされていますが、その後の再開発による撤去、破壊行為や老朽化による置き換えのため数を減らし、実際に現存する紋章付ポストは60本程度とも。ロンドンで現役なのは10本前後と推定されます。
ギャラリー
(4-1) ロンドンの郵便博物館に保存されているもの。これを見るまで存在すら知らなかったという人も少なくありません。現役のものを見つけるのは結構手間がかかるので、一番手っ取り早く安上がりなのは博物館です。
(4-2) ロンドン南西部にある住宅街の片隅にポツンと建っている1本。写真の撮りやすさだけで言えば、多分これがロンドン中で一番かと思います。但しここまでのアクセスがちょっと大変です。