ガラクタのカタログ

トップナンバー特集7 小田急電鉄

多種多様な通勤電車にロマンスカーが行き交い、趣味的には面白い路線。複々線区間を筆頭に、撮影しやすい駅が多いのも魅力的。横浜市南部で生まれ育った私にとって、同じ県内でもアクセスしづらい存在であったが、その車種の豊富さ故に撮り鉄を始めたばかりの頃から何度か足を運んだものである。


2000形

車番:クハ2451
撮影地:座間
撮影日:2021.9.24
記事作成:2025.7.6


一見1000形によく似るが、目を凝らすと足回りを中心に結構な違いが見受けられる。全車が8両編成を組み、かつては多摩線の区間準急に専ら当てられていたイメージだったが、今は新宿と本厚木の間を走る各駅停車の運用がほとんどで、通勤車両の中でも影が薄い印象。実はもう登場から30年も経っているベテラン車両。



5000形

車番:クハ5051
撮影地:生田~向ヶ丘遊園
撮影日:2020.8.12
記事作成:2025.7.6


最新鋭の5000形。この形式名を称する車両としては2代目だが、先代とは似ても似つかない。前面デザインはスタイリッシュとは程遠く、平成初期の電車を彷彿とさせるデザイン。前面の行先表示器も小さいが、側面の方は必要十分か。新車ではあるが、10両固定編成故に運用区間は限定されており、小田原や片瀬江ノ島で見ることはない。



7000形 LSE

車番:デハ7801
撮影地:喜多見
撮影日:2012.1.10
記事作成:2025.7.6


昔懐かしいオレンジとグレーのロマンスカーとして、2010年代後半には注目を集めた7000形だが、この時はまだピンクの新塗装編成も走っていた。この頃は他に3形式の引退が迫っており、さすがに有名撮影地ということで混雑を覚悟したのだが、全然大したことはなく拍子抜け。とかく殺伐しがちな今とは違い、まだまだ平和な時代であった。



30000形 EXE

車番:クハ30051
撮影地:生田~向ヶ丘遊園
撮影日:2020.8.12
記事作成:2025.7.6


実用重視故に華がないと批判されがちなロマンスカー。茶色い塗装も相まって、沿線住民以外からは人気のない電車であったが、2017年から始まったリニューアルで少しは汚名返上といったところか。実は私はこの車両に乗ったことがなく、賛否どちらの評価が正しいのかは分からない。リニューアル後であれば特に不満を覚えることはないと期待。



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